- 夫の異動が決まり引っ越すけど、新しい仕事を探すのが憂鬱・・・
- 転勤族の妻はパート?皆どんな働き方しているのか気になる
- 派遣会社に登録してみたいけど不安!
- 転勤族の妻が派遣社員として働くメリットとデメリットは?
転勤族の妻が一度は悩む問題のひとつである「働き方」。
引っ越しのこともあるのに、また新たに仕事を探すのは本当に大変ですよね。

私は、夫の転勤を機に退職し引っ越し先で2年間、派遣社員として勤務していた経験があります。
今回は転勤族の妻59人にアンケートをとり、派遣社員を選んでいる方が31%という結果!
- 実際に派遣社員として働いた経験
- 転勤族の妻へのアンケート
この2つを元に、転勤族の妻にとって派遣社員として働くことはメリットが沢山あることがわかりました。
パートと派遣社員どちらにするのか迷う方も多いです。
この記事ではパートと派遣社員の違いについて分かりやすく解説しています。
この記事でわかること
- 働く転勤族の妻が実際に選んだ働き方
- パートと派遣社員の違い
- 転勤族の妻が派遣社員で働くメリットとデメリット
- 派遣社員として働いた経験談
派遣会社と雇用関係を結び紹介された企業で働くのが派遣社員

派遣社員は派遣先の企業ではなく派遣会社と雇用関係を結ぶ
派遣社員とは「派遣会社との雇用契約を結び、派遣会社から紹介された企業で働く人」のことです。
派遣会社は、様々な企業と派遣契約を結んでおり、派遣社員にその企業を紹介します。
実際に派遣社員の業務は、派遣先の企業からの指示に従い行います。
給与の支払いなどは派遣会社が行う
給与の支払いなどは、実際に働く企業ではなく雇用関係にある派遣会社が行います。
それぞれに担当者がついてくれます。
- 派遣先の企業に待遇などの交渉をしてくれる
- 働いていてトラブルが起きた場合や相談事があれば対応してくれる

万が一なにかあっても派遣会社が間に入ってくれるので安心!
転勤族の妻が選ぶ雇用形態はパート・派遣社員が多いというアンケート結果に

転勤族の妻が実際に選んだ働き方
家族で一緒に引っ越しをされていて、働いている59人の転勤族の妻に「働き方」についてアンケートを実施しました。結果はこのようになりました。
- パート
- 派遣社員
- 正社員
という結果となりました。
やはりパート・派遣社員は人気が高いようです!
正社員でお仕事をしているのは、ほとんどが下記のような方でした。
- 転勤の間隔が5~10年など長めな方
- 転勤の間隔が1~3年でも在宅ワークで仕事を辞める必要がない方
中にはパートだけど在宅ワーク+週に一度出勤している方もいました。
パートと派遣社員の違い
転勤族の妻に人気のパートと派遣社員の違いをまとめました。
パート | 派遣社員 | |
---|---|---|
雇用関係 | 直接雇用 | 間接雇用 |
時給 | 派遣と比べ低め | 高い |
福利厚生 | 企業によって異なる | 派遣会社の福利厚生を利用 |
業務内容の範囲 | その場で指示される | 派遣会社と派遣先の契約で決まっている |
必要なスキル | 未経験でもOKが多い | ある程度のスキルを求められる場合がある |
仕事の探し方 | 自分で | 派遣会社 |
時給
時給は派遣社員のほうが高めとなっています。
派遣社員は派遣会社と雇用契約があるため
- 給与の支給
- 福利厚生
などが派遣会社から行われます。
その分、派遣先の企業の負担が減るからです。
また、専門的なスキルを活かして働くことが出来ると更に時給の設定が高めとなります。
福利厚生
派遣社員は、派遣会社の福利厚生を利用します。
業務の範囲
パートは特に業務の範囲は決まっていません。
派遣社員は派遣会社と派遣先の企業で業務内容の契約を定めているため、この範囲を超えることはありません。
必要なスキル
パートは未経験OKの求人が多いです。
もちろん、派遣社員でも未経験でもOKなお仕事はあります。
仕事の探し方
派遣社員は派遣会社の担当者が、自分に合った条件のお仕事を探してくれます。
パートの場合は、自分で求人を探し比較する必要があります。複数の求人サイトをチェックしましょう!
転勤族の妻に聞いた派遣社員のメリット、デメリット
ここでは転勤族の妻にアンケートで聞いた派遣社員のメリットでメリットの結果をまとめています。
派遣社員のメリット
希望条件の仕事を紹介してくれる
転勤族の妻にはこんなことがある
- 転勤によって妻は転職をしなければならないことが多い
- 近くに頼れるひとがいない
このような環境で、育児と仕事を両立していくには
- 時短
- 保育園、幼稚園から近い職場
- 自宅から近い職場
など、なるべく生活しやすいように自分に合う条件を考え仕事を探す必要があります。
しかしパートで仕事をするとなると・・・
- 求人を自分で探す
- 企業ごとに履歴書の準備
- 企業とのやり取りも自分で
- トラブルがあっても自分で対応
することになります。

お仕事探しから就業中までサポートしてもらえるのは嬉しい!
転勤になっても新たな仕事を紹介してもらえる
転勤が決まるとしなければならないのが
- 新居探し
- 新しい保育園、幼稚園、小学校などの手続き
- 引っ越し業者の見積り、予約
- 荷造り
- 近所、お世話になった方々への挨拶
- 住所変更など
この項目以外にも短期間でやらなければならない事がたくさんあります。
できるだけ負担を減らしたいところですよね。
派遣会社は各地に拠点があるので、引っ越し先でも働きたいと考えている場合はとても心強いです。

仕事を変わることになっても負担なく、新しい職場を探せそうです!
契約期間が決まっているため転勤となっても辞めやすい
私たち転勤族は、いつか引っ越すことになるので派遣会社に登録する際には必ず伝えたほうが良いです。
だいたい1年後に引っ越す可能性があるなどが分かれば伝えておきましょう!
派遣社員のデメリット
契約期間を過ぎると辞めざるを得ない
「契約期間が決まっている」というのはメリットでもありデメリットでもあります。
比較的、転勤のスパンが長めな方は3年間以上は働けるという方もいるかもしれません。
チェックポイント
派遣社員は一つの派遣先企業で3年以上は働けないという派遣法の「3年ルール」が存在します。
とても良い職場が見つかり、辞めずに働いていたいなと思っても最長3年までしか働くことができません。
同じ事業所で3年を超えて働くことは、基本的にできません。一定の手続を経れば、
厚生労働省:派遣で働く皆様へ
3年を超えて働くことはできますが、異なる「課」などへ異動することが必要です。
担当者と合わない可能性も
アンケートで「派遣会社の担当者と合わなかったので別の派遣会社に登録し直した。」という方がいらっしゃいました。

具体的にはどのようなことがあったんですか?!

紹介してもらった企業で働くことが決まったんですが、派遣会社負担で駐車場を借りてくれるという話だったのに違う話になっていました。
また、仕事が始まる直前になっても契約書が届かず。電話で話を聞くと、もともと扶養内で働く希望を伝えてお仕事を紹介してもらったのに「扶養内じゃないとだめですか?」と聞かれました。
不信感しかなく、ほかの派遣会社に登録し直すことにしました。
求人の違いなどもありますし、担当者が合う合わないということもあるんですね。
初めから複数の派遣会社に登録しておいて、お仕事を探すことをおすすめします。
転勤族の妻が実際に派遣社員として働いた経験談

私が派遣社員を選ぶまで
来週結婚式!という時に、夫の転勤が決まり辞める予定のなかった職場を退職することを決めました。
私は地方銀行に勤めていましたが引っ越し先に支店があれば、退職せず異動をさせてもらうことが可能でした。
しかし、支店もない場所だったため諦め退職しました。

引っ越してしばらく家にいましたが、仕事を辞めた喪失感なのか原因不明の体調不良になり辛かったです。
誰かと関わらないとだめだなと思い・・・行動に移しました!
- ハローワークで求人を探し始める
- 同じ仕事内容でも時給が高い派遣会社の求人を見始める
- とりあえず派遣会社に登録に行く
- 翌日には仕事の紹介が2.3社ある
- 担当者と通勤手段、通いやすさなども相談し1社面談に行ってみることに
- 仕事が決まる
- 少し時給をUPしもらえた

派遣会社に登録したときに条件を伝えて、希望条件に合った仕事を紹介してもらいました!
派遣先の企業と面談の際には、勤務時間についても希望を聞かれ話し合いました。
仕事の開始日を決めて、その日から2年間派遣社員として仕事を始めました。
派遣社員として働いてよかったこと
- 時給が高い!
- 仕事が早く決まった!
- 何かあれば担当者に相談できる!
時給が高い!
初めはパートの求人を探していました。しかし、探していた仕事内容はだいたい時給が「800円」でした。

同じ仕事内容でも、ここま給与に差があるのはびっくりです。派遣社員を選んでよかったです!
仕事が早く決まった!
派遣会社に登録してから、とんとん拍子で仕事を決めることができました。
希望条件を考えおいて担当者に伝えるだけで仕事を探してもらえるので、紹介してもらった企業の中から選べばOKです!

時給のことも含め、気になることがあれば何でも聞いて確認していましたよ。
何かあれば担当者に相談できる!
- 仕事をする上で不安な事
- 転勤が近いかもしれない
など、細かいことも相談することができました。
転勤族の妻のアンケートでは、「仕事をしていない人」に働かない理由を聞くと「職場に迷惑がかかるから」という回答がかなり多かったです。
私も実際に、転勤が近いかもしれないと分かった時には派遣先に迷惑がかかるかもしれないというのが心配に思っていました。

担当者に早めに相談できることで、どう行動すれば良いのかアドバイスをいただき最後まで安心して働くことができました!
転勤族の妻にとって派遣社員で働くのはメリットが多い
いつか引っ越すかもしれない転勤族の妻が派遣社員で働くことはメリットが多いことがわかりました。
転勤が決まっても、また新たに仕事を探してもらうことが出来るのも嬉しいです。
引っ越しでは短期間で一気に色々な手続きや引っ越し作業を進めなければいけません。
そんな中、仕事探しをサポートしてくれる派遣会社に登録することは転勤族の妻を助けてくれます。
まずは気になる派遣会社に登録することをおすすめします!
